画像をクリックすると拡大します。
- サイズ:
- 茨城県ほか 1束3株前後 80~100cm程度
お風呂用の菖蒲の葉です。
1束約3株~ 袋により入り数が異なります。
現在、高齢化や出荷期の雇用確保の問題等により産地・生産者数・生産量ともに減少傾向の生産見通しとなっております。
本年の生育状況は概ね順調となっておりますが、今後の冷え込みや霜、雹害による出荷調整の可能性があります。
また、栽培面積減少に伴い、ご希望の数量の対応ができない場合にはお申込み順となります。
なるべくお早目にお申し込みください。
<保管方法>発送は立て箱になりますが、しばらく保管する場合は横に寝かせた状態で濡れ新聞などにくるみ涼しい場所に保管をおすすめします。
<菖蒲湯の効能>
菖蒲の根や葉はお風呂に入れることで、
精油成分が溶け出し血行をよくするので、
神経痛や肩凝りにも効果があるといわれています。
市場ではにおい菖蒲、風呂菖蒲などとして流通します。
<使い方>
葉を洗い、お湯につけるだけです。
刻んでネットに入れると、香りがよく充満しますので
よりご堪能いただけるかと思います。
お子様がいらっしゃるご家庭は長いままのほうが色々楽しんでもらえると思いますが(笑)
<5月5日は端午の節句>
江戸時代、武家社会で菖蒲と尚武をかけて5月5日を尚武の節日として祝うようになったのが端午の節句の始まりだと言われています。
菖蒲は昔から病邪を払う薬草、薬効のある植物だと考えられており、体調を崩しやすい季節の変わり目に薬湯としての利用が広まりました。
現代でも5月5日の風呂に菖蒲を入れる風習があり、これに入れば暑い夏を丈夫に過ごすことができ、
また、風呂の中で菖蒲の葉の鉢巻を締めると、その効果はさらに高まると云われています。
<豆知識 菖蒲と花菖蒲>
端午の節句に欠かせないのが「花菖蒲」の花。
紫や藍色の凛としたお花は初夏を代表するお花として古くから親しまれてきました。 ですが、花菖蒲とお風呂に入れる菖蒲はまったく別のものであることご存知でしょうか。
「菖蒲(葉菖蒲)」と呼ばれるものはサトイモ科ショウブ属に対し「花菖蒲」はアヤメ科アヤメ属の植物です。
葉が似ていることから「花菖蒲」と呼ばれるようになったようですが「花菖蒲」の葉には香りがありません。
また、葉菖蒲の花は大変地味で例えて言えば
カラーの芯部分のような花です。
(カラーも同じサトイモ科で、ろうと状の巻き部分ではなく、芯のように見える部分が花なのです。)
花ショウブのほうが認知度が高く花ショウブをを「菖蒲」として呼称するのが一般的となっています。