【生花】キキョウ(紫)50cm-【OT】

桔梗(キキョウ)

■基本データ
キキョウ科　キキョウ属
英名:バルーンフラワー
花言葉は「変わらぬ愛」「誠実」など

日当たりのよい山野に咲く秋の七草のひとつですが、切り花としては夏が旬の花材になります。

万葉集、古今和歌集、枕草子にも登場し、武士の家紋にも使われるなど、日本では古くから親しまれたお花です。
また、根には積や痰を鎮める効果があり、漢方薬にも利用されてきました。
花弁は5枚ではなく漏斗状の形をしており、先端が5つに分かれて咲きます。


■おすすめポイント
日本の夏、代表的な草花。涼やかな星型のお花はとても風情があります。
透明感のある色彩で涼やかな風情を生かしたデザインに向いています。


■出回り時期に関する説明
6～7月頃


■使い方
アレンジやブーケ・・・籠やガラス花器にさっといけると涼やかな印象になります。水が下がりやすいので、給水スポンジではなく花瓶などの水につけられるデザインにおすすめします。

ドライフラワー・・・・不向きです。

いけばな・・・・・・・茎のラインを生かすためには、ある程度花や葉をさばいてから使用します。しなやかな姿・花姿のバランスをみながらいける為、お稽古にもおすすめな花材です。


■お手入れ方法

【葉・蕾のお手入れ】
小さな蕾や葉が沢山ついた状態で出回っていることが多いです。(小さな蕾は基本的には咲きません)
葉や蕾がつきすぎている状態ですと、花まで水が上がらず花持ちが悪くなったり、花が咲かなかったりしてしまう傾向があります。
可哀そうですが、取り除いてからご使用ください。
切り口から白い液がでますのでふき取ったり、洗い流したりしてからご利用ください。

【水揚げ】
水下がりのしやすい花材の為、ご使用の前にしっかりと水揚げが必要です。
葉・蕾のお手入れ後に、深水で1時間程度水揚げします。

水が下がってしまっている場合は、茎の足元を叩き繊維状にしてから水揚げ促進剤につけて深水で水揚げします。
水揚げ促進剤の代わりに、塩をつけて水揚げすることもあります。


■その他注意事項
入荷後半になりますとボリューム減などみられますので
期間中早めのご利用がおすすめです。

咲き分けという、花弁の色にムラがでてしまうことがあります。
自然のもので入荷時に分かりかねる場合もございますのでご了承くださいませ。