パウダールーム雑貨の新商品♪ハーバリウム3wayディスペンサーの作り方。

こんにちは!はなどんやアソシエのハーバリウム担当です(*^▽^*)

「と~ってもお洒落」で「実用的に活用できる」ハーバリウムが作れる≪アクリルデザインケース≫。
新たにハーバリウムで作れるパウダールーム雑貨にハーバリウム3wayディスペンサーも登場しました!

アクリルデザインケースをご購入前に必ずお読みください

他にはない素敵なデザインのハーバリウムが作れると大大大人気ですが、
一般的なボトルとは違って蓋を専用接着剤で溶接する必要がある、難易度がやや高めのアイテムとなっております。

こちらで作り方を解説させていただきますので、ご購入前にしっかりと予習していただければと思います(。>人<。) (※以下はディスペンサー用アクリルケースでの作り方を紹介していますが、他商品も同様の作り方となります。)
<目次>
●パウダールーム雑貨のラインナップをご紹介!
●詳しい作り方をご紹介!

ハーバリウム パウダールーム雑貨の販売ページはこちら!

パウダールーム雑貨のラインナップをご紹介!

【1】ハーバリウム3wayディスペンサー

なんと「ソープディスペンサー」「歯ブラシスタンド」「ペンスタンド」にすることができる、3way仕様のディスペンサーセットです。ライフスタイルにあわせていつでどこでもハーバリウムアレンジをお楽しみいただけます!

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【2】ハーバリウムソープディッシュ

ソープ置きとして、また、ジュエリー置きとしてもおすすめです。
お花を入れる口が大きいので「ピンセットなしの手づかみでも花材を配置できる」&「花径大きめ花材も入れやすい」ため、今回ご紹介の3アイテムの中では比較的作りやすい構造かと思います!
↑こんな風に卓上のこまごましたものを一旦置いとく用の場所にしたり・・・。(ペンスタンドは3wayディスペンサーをヘッドなしで使用してます)
↑玄関の鍵置きにしたり・・・。
実は結構使い勝手がいいアイテムです♪

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【3】ハーバリウムコスメケース

ドレッサーの上に置いておいても邪魔にならない、可愛いらしいサイズ感♪
綿棒やちっちゃくしたメイクスポンジなど、メイクアップ用の衛生用品を入れておくのに便利です。(蓋付きなので衛生的♪)
個人的には、デザートスプーンを入れて食卓に置いておくのがなんだか好きです。
↓こんな感じです!
右のナプキンが入ってるのは3wayディスペンサーをヘッドなしにして使っています。
アイディア次第で色々な使い方が出来るかと思います!

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【4】ハーバリウムメイクブラシ


毎日のメイク時間がとってもハッピーになる♪ブラシを一振りするごとに中のお花がキラキラ揺らめくハーバリウムメイクブラシです。
メイクブラシの作り方詳細については山高先生の記事【ハーバリウムメイクブラシの作り方】をご参照くださいませ(^◇^)

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【5】ハーバリウムボックス


蓋の部分にオリジナルのハーバリウムを作ることができ、蓋に光が通過することで小物入れの中身までお花の陰影がキラキラと浮かびあがる、夢のように可愛らしい長方形型小物入れ。
ハーバリウムを作る蓋部分は横に広い形なので、絵画のように平面なデザイン作成が楽しめます♪

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【4】ハーバリウムアクセサリートレイ

スマートでスタイリッシュなスクエア型がとっても素敵。
アクセサリー置きのほか、ソープディッシュとして活用しても良い感じです!

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詳しい作り方をご紹介!

作成手順をごく簡単に説明しますと、
1:ボトルの下側から花材を入れる
2:下蓋をはめて、アクリル接着剤でしっかりと接着
3:注入用の穴からハーバリウムオイルを入れる
4:中栓を付けて密栓
という作成手順になります。
接着作業がいままでのハーバリウムではなかったもので、このアイテムを上手に作るときの明暗になるため、以下でしっかりとご説明していきますね!

事前準備1:材料をそろえる

●作りたいアクリルデザインケース

3wayディスペンサー」「ソープディッシュ」「コスメケース」「フラワーボックス」「アクセサリートレイ」いずれか。
(どれも作り方は一緒です。今回はコスメケースで作り方を解説していきます。)

↑このようなアクリルの空のデザインケースです。左からディスペンサー、ソープディッシュ、コスメケース。

●アクリルデザインケース用資材セット

商品番号:163-00006 即日★ アクリルデザインケース用資材セット
(今回のアイテムを作る時に必ず必要なものがセットになっています。必ず併せてご購入下さい
【セット内容】
・アクリル専用接着剤(30ml=アクリルケースが大体100個くらい作れる容量)
・注射器型スポイト
・ハーバリウムオイル注入用ボトル500ml
・保護フィルム付き養生テープ

(※ご使用しているうちにセット内の一部が不足・破損してしまったときのために単品販売もございます。)
163-00005 アクリルデザインケース用 保護フィルム付き養生テープ 25m巻
163-00007 アクリルデザインケース用 アクリル接着剤
163-00008 アクリルデザインケース用 オイル注入ボトル/先細ノズル
163-00009 アクリルデザインケース用 接着剤専用/注射器型スポイト

お好きな花材

(ディスペンサーとコスメケースを作る時は花の厚みが1.5cmくらいまでのもの、ソープディッシュは花の厚みが3cmくらいまでのもの)

ハーバリウムオイル

(オイル必要量目安:ディスペンサー220ml、ソープディッシュ200ml、コスメケース220ml)

ピンセット

(ディスペンサーとコスメケースには、長さがあるロングピンセットの使用がオススメです)
(ソープディッシュは花材を入れるのはとても容易なのでピンセットなしでも作成可能です)

当店一押しのピンセットはこちら↓(長さが十分あり、価格がとってもお手頃です♪)
商品番号:160-00002 即日★ ハーバリウム用 ロングピンセット 27cm(ストレート)

●ウエットティッシュ、キッチンペーパーなど

(オイルをこぼしてしまったときに直ぐに拭き取れるようなものを、予め用意しておいてください)

●綿棒

(オイル注入穴など細かいところに付着したオイルを拭き取るのに使います)

●マスキングテープ

(蓋を接着する前に仮止めをするために、ちょっとだけ使います。お持ちでない場合はセロハンテープをご用意ください)

●ハサミ

普通の文具ハサミでOKです。花材の大きさを調節するために切ったり、療養テープを切ったりするのに使います。

また、作成前にエプロンを着用して、机には新聞紙を敷いておきましょう。
(万が一ハーバリウムオイルを零してしまったときに、着衣に油染みを作ってしまわないように。作業机を保護するために。)

事前準備2:オイル注入用ボトルのノズルの長さを調節する。


資材セットの中に入っているこちらのオイル注入用ボトルですが、予めノズルを使いやすい長さに切っておくことで、オイルの注入時間が大幅に短縮できます。

①上から強く引くとノズルが抜けます。

②先端から8~9cmのあたりでカットします。

③ノズルの先端から1.5cmの辺りからカットします。

④キャップの下から差し込みます。

(↑少し力が入ります。素手で難しいようなら指サックやゴム手袋をはめて行うと摩擦力が増して比較的やりやすくなります。)

⑤このような状態になります。

⑥ボトル本体に付け戻して完成!

およそ2~3分程度でオイルが注入できるようになります!

手順1:花材を入れる

このようにボトルの下側から、どんどん花材を詰めていきましょう。
ディスペンサーとコスメケースは、奥まで花材を詰めるためにロングピンセットを使うと配置しやすいです。お持ちでない場合は竹串などで花材を慎重に押し込んでいってください。

手順2:片手でふたをして時々逆さまにしてお花のバランスを見る。

自分のデザインしたいイメージと相違なく配置できているか、上下ひっくり返してちょくちょくバランスを確認しておきましょう。
(ひっくり返したとき折角きれいに配置したお花がぽろぽろ落ちてかないよう、手で蓋をしてお花を支えながら行ってください)

手順3:底面部分にも花材を入れる

底部分までしっかり花材が入っていると、一層可愛いです(*^^*)

手順4:保護フィルム付き養生テープでケース側面を覆っておく。

花材を詰め終わったら、次はアクリルケース本体と下蓋の接着作業です。その前段階として、資材セットの中にある「保護フィルム付き養生テープ」でケースの側面を覆っておきましょう。

接着に使う「アクリル専用接着剤」はたらす量の調節が難しく、この接着方法に慣れていない方はアクリルケース側面まで接着剤を垂らしてしまうことが多々あります。ケースに垂れてしまうとその個所が少し白く曇ってしまうのです・・・!

折角きれいに花材を配置したハーバリウム部分を保護しておくため、少なくともアクリル接着作業に慣れるまでは、少々面倒ですがこの保護作業を行っておきましょう。

(ケースに付属している取扱い説明書にはこの保護作業は記載されていませんが、はなどんやでは「少なくともアクリル接着作業に慣れるまでは」丁寧に保護をしていただくことを推奨しています)

メーカー提供画像がなかったのでこの部分は空のケースで別撮りしています(>_<) ちょっとわかりずらくなって申し訳ないです!

↑蓋をかぶせる予定のとこの縁部分に、1mm程のわずかなくぼみが1周あります。そのくぼみギリギリの位置にテープを巻いていきます。

↑このように側面をしっかり覆うよう、1周巻き終わったら、

↑ハサミでカットします。

↑保護フィルムを伸ばして、ケースの蓋をのせます。(フィルムはコンパクトに畳まれた状態で巻かれているので、伸ばすとなんと幅53cmもあります。なのでバッチリ側面を覆いつくせます)

(のちの手順8で、このように淵のくぼみに沿って接着作業を行います。)

手順5:蓋をかぶせて、2か所にテープで仮止めをしておく。


蓋をケース本体と水平になるようにかぶせて、これから行う接着作業中に蓋の位置が動かないよう、マスキングテープなどで蓋と本体を仮止めしておきましょう。
この時点(かぶせただけの時点)ではケースと蓋の間に1mmくらいの隙間がある状態になります。

※蓋を水平に乗せるときのコツ※
ケース本体にある「蓋が収まるための溝」が浅いため、少し片側に力をいれると傾いた状態になってしまいます。
「本体に軽く蓋を乗せる感じにおいて頂く」と水平におさまる部分がございます。
水平におさまりましたら、「軽くおさえるような感じで」仮止めテープを貼ってください。(仮止めを強く行うとまた傾いてしまう恐れがあるため)

手順6:アクリル用接着剤を注射器でごく少量吸い上げる。(注射器のメモリが1~2mmくらいのところまで)

この後で行う蓋の接着作業では、この接着剤を1滴ずつ慎重に垂らしていく繊細な作業を行います。ここで入れすぎてしまうと思わず接着剤を出しすぎて、失敗してしまう原因になるのでご注意ください!(>_<)

手順7:接着剤の量を1滴ずつ出す力加減を練習しましょう!

この後に行う作業では「1滴ずつ」この接着剤を塗布していく必要があります。接着剤の瓶の上で、まずは1滴を出す力加減の感覚を把握しておきましょう。

手順8:接着作業

①凹み部分2か所に接着剤を1滴ずつたらして、蓋を仮固定します。2~3分で仮固定されるので、仮止めしていたテープを剥がします。

②仮固定後、もう一度凹み部分に針をのせ、接着剤を1滴たらします。(蓋と本体の合わさる部分に接着剤が浸透していくのを確認してください)

③本体を3分の1程度回し、接着剤を1滴たらします。(接着剤がケースと蓋のくっついている個所の1周全体に浸透するように、③を3~5回ほど繰り返します。)

手順9:裏の穴からオイルを入れる。

事前準備2でノズルの長さを調節しておいた「オイル注入用ボトル」にハーバリウムオイルを入れてから、ケース蓋部分に小さく空いているオイル注入口にノズルを差し、オイルを注いでいきます。

(ノズルの長さを調節してあれば、およそ2~3分程度でオイルを満たすことができます。)

※重要ポイント※ ある程度オイルが入ったら、アレンジの下に本などを置き傾け、穴部分に少量空気が残るくらいまでオイルを入れてください。

(なるべく空気を抜くようにしながらオイルをたっぷり入れることで、より完成度の高い作品が作れます)

手順10:オイル注入口の周りに付いたオイルを、綿棒などでよく拭き取る。

(綿棒がなければティッシュでもOK。綿棒の方が小さい穴の周りを丁寧に拭き取りやすいです。)注入口周りのオイルを拭き取っておくことで、このあと中栓の接着固定がされやすくなります。

手順11:中栓をはめて、接着固定します。

オイル注入口の穴に、アクリルケースに付属している中栓を入れ、アクリル用接着剤を中栓と本体の間に1~2滴たらし、完全に固定されるまで15分待ちます!

手順15:完成です!

※重要ポイント※ 完成後、オイル漏れがないか1日程チェックしてください。

もしもオイル漏れがおこってしまったら以下の応急処置を参考にされてください。↓

万が一失敗したときの応急処置について

作業を手順通り丁寧に行っていただければまず大丈夫ですが、慣れるまでは多少の失敗も起こりうる可能性があります。
万が一の際は以下をご参照ください。

蓋や中栓が接着しきれていなくてオイル漏れが起こった場合

万が一オイル漏れがあった場合は、中から漏れてケース周りに付着したオイルをしっかりと拭き取り、再度ケースと蓋の接続箇所にアクリル接着剤を1周塗布、中栓とケースの間にも接着剤を塗布して様子を見てください。
もしくは、ケースと蓋の接続箇所・中栓の箇所に、上からレジンを盛るように塗って硬化させるという方法もあります。但しこの方法で行うとレジンを塗った部分が少し盛り上がるような感じになり若干目立ちます(>_<)

アクリル接着剤がケース側面に垂れて、白く濁ってしまった場合

アクリル専用接着剤を万が一ケース本体に垂らしてしまったときに、白濁化したケースを元の透明な状態に近づけるよう手直しするための【アクリル専用研磨剤】も取り扱っています。
商品番号:163-00010 アクリルデザインケース用 アクリル研磨剤

ワークショップなどでアクリルデザインケースシリーズを題材にする際は特に、生徒さんが曇らせちゃったときのお助けアイテムとして持っておいていただいてもよろしいかと思います(*^^*)

※ご注意※完成した作品のお取り扱いについて

●ボトルの素材である「アクリル」と、中に入れる「ハーバリウムオイル」「花材」は、熱に弱い素材です。
高温になる浴室には設置しないようお願いします。劣化や破損の原因となります。
●ディスペンサーに入れる液体はハンドソープや食器洗い洗剤など、石鹸類の液体のみにしてください。
アルコール消毒液のような、ケースの素材であるアクリルを変質させる恐れのある液体は入れないでください。

終わりに

いかがでしたでしょうか。手順が多いのでいつもの瓶で作るハーバリウムに比べてしまうと難易度がありますが、出来上がった作品は本当に素敵でとっても愛着が湧きますよ(≧▽≦)
なにより、日常のライフスタイルの中で実用的にハーバリウムを使って楽しめるのは、女子心をめいっぱいくすぐってくれます♪
少しハーバリウムになれた生徒さん向けに、ワークショップの題材にするととっても喜ばれると思います!
ハーバリウム作品を実用的に活用して、キッチンや洗面所等日常生活をお洒落にしていきましょう♪
ハーバリウム パウダールーム雑貨の販売ページはこちら!



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