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ドウダンツツジの水揚げ・上手な飾り方

夏の枝ものとして大人気の「ドウダンツツジ」。 難しいお手入れが必要なく、花保ちもよく夏のインテリアとして近年大変人気が出てきました。「花や枝ものを飾る」習慣が無い方にも、ドウダンツツジの取り扱い方を掘り下げて解説して参ります!

【目次】
ドウダンツツジとは
ドウダンツツジの季節変化・購入おすすめ時期
ドウダンツツジの水揚げ方法
ドウダンツツジのボリューム・個体差
ドウダンツツジを上手に飾る
ドウダンツツジを「ためる」
ドウダンツツジの生け方例
適正な花器のサイズ
おすすめの花器(ガラス・ファゴットシリーズ)
おすすめの花器(割れないポリカーボネートシリーズ)

■ドウダンツツジとは?

ツツジ科・ドウダンツツジ属の植物。公園や庭木などでもなじみのある落葉低木。葉の美しさ、丈夫さから生け花やディスプレイ用の切枝としてもよく用いられます。切枝は初夏から秋にかけて流通し、季節ごとに様々な表情を見せます。基本的には花持ちが良いが乾燥に弱い性質があります。

■ドウダンツツジの季節変化・購入おすすめ時期

ドウダンツツジの出回り時期は4月~10月ごろまで。この間、自然の変化が見られますのでご購入の際には参考になさってください。

●目安時期:4月~5月ごろの状態

出始めの時期はまだ新芽で葉が小さいです。新芽は葉が柔らかく水下がりしやすいので特に注意が必要です。
新芽も清々しく風情のあるものですが、夏場のように葉が固まった時期に比較しますと日持ちはまだまだです。

●目安時期:5月下旬~8月ごろの状態

葉がしっかりかたまってくる夏場は、水がしっかりあがっていれば大変長持ちする枝もので購入のオススメ時期です。

●目安時期:8月下旬~10月ごろの状態

秋にかけては徐々に紅葉や虫食い葉が多くなり、ボリュームも落ちる傾向です。夏場のような樹勢や日持ちは無くなってきますが、花展などには変わらず人気があります。季節による変化をお楽しみ頂きたいと思います。

※表記の時期はあくまで目安です。「この時期は絶対にこういう枝」と決まっているものではありません。自然のものですので入荷による差、枝ぶりの個体差は常にありますのでご了承ください。

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■ドウダンツツジの水揚げ方法

用意するもの
・ハサミ(刃が厚くしっかりしたもの。こういうタイプのハサミは力を入れやすい
・新聞紙
・バケツや花瓶(高さ40cm以上はあると良い。)
・水揚げ剤・延命剤など(あれば)
花ハサミのコーナーはこちら
延命剤・栄養剤はこちら

STEP.1  枝や葉の手入れをする

葉のついてない飛び出た小枝や、傷みの多い葉、しおれた葉などは適宜取り除きます。

STEP.1  茎を割る

茎を水に付けた状態で、足元に割りを入れます。金づちなどで足元を叩き繊維を細かくするや樹皮を削ぐなどを行うとより水揚げ効果が高まりますが、ガラス花器の場合、茎がそのまま見えますので適宜ご判断ください。

STEP.3 新聞紙で巻く

全体を新聞紙で巻きます。

おすすめ:オアシス社クイックディップ
↑水切りした切り口に浸してつかいます。お花の吸水がよくなります。

STEP.4 深水につける

すぐに深い水につけます。お水の深さは茎が30cm程度は浸かると良いです。バケツに入れるのに引っかかってしまような下の脇枝は取り除いておきます。栄養剤、延命剤はこの時のお水に入れて使ってください。
暖房、風、直射日光は避けて涼しい場所へ置いてください。新聞が濡れてきてもそのままでOKです。

この状態で半日ほど置いたのち、花瓶に生けて飾ってください。元気が無い場合「湯揚げ」もお試し下さい。
湯揚げ方法はこちら(バラの湯揚げ例になっていますが方法は同じ。湯揚げのSTEP3、STEP4を行った後で水揚げしてください。

STEP.5 花瓶に生ける

水揚げ後、花瓶に生ける時の水の量は1Mの枝であれば深さは15cm程度あればOKです。(水の量が多すぎると濁りやすく、水替えも大変です)
ドウダンツツジの上手な飾り方も参考にしてみて下さい。

STEP.6 日々のケア

ドウダンツツジの枝だけであれば水の濁りも発生しにくいので、必ずしも毎日の水替えは不要です。
水不足にならないように水の量は確認を。

お水に漂白剤を数滴たらしておくとバクテリアの繁殖を防止効する果が期待でき、水の濁りを抑えられます。切花栄養剤は長持ち効果が期待できますが、バクテリアにとっても栄養となるため毎日の水替えをおすすめします。(漂白剤・延命剤の併用につきましては効果分かりかねますのでご自身の判断でお試し下さい)

水替えの場合は花瓶と茎のヌメリを洗い、茎を切り戻し割り、導管を新しくします。

時間の経過とともに乾燥、萎れた葉や傷んだ枝は切り整えてあげてください。綺麗な枝だけを短くして楽しむなど状態に応じて飾り方を変えると最後まで楽しめます。

もちにつきましては個体差があります。正常品であっても乾燥のすすみが早かったりなど発生することはあります。

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■ドウダンツツジのボリューム・個体差

こちら1メートルサイズの5本、およそのボリュームです↓

枝の形にも個体差があります↓ どのような枝が入るかによってボリュームもかなり変わります。(枝ぶりは選べません。ご要望はお受けできませんのでご容赦ください。)

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■ドウダンツツジを上手に飾る

花を飾るのに決まったルールはありませんが、基本知識があるとぐっと素敵に飾ることができます。

●下の位置にある枝分かれはカットする!

下の方の枝分かれは見た目にも美しくありませんのでカットします。小さな枝も小瓶などに飾れますよ。


花瓶の中の枝分かれ


カットしてすっきり

●葉のオモテとウラを見極める!

ほとんどの植物には、美しく見える向きがあります。枝を手に取ってクルクル回してみてください。
五葉がこちら側を向いている方がオモテ、葉の裏側しか見えないのがウラです。視線に対してオモテを見せるように活けられるといいですね。複数の枝を活ける場合はあえてウラとオモテを両方使い、自然に見せるというテクニックもあります。

ウラ


オモテ

●花留めを使う!

ドウダンツツジは1本ではすぐにクルリと回転してしまい、狙った角度で固定が難しい枝ものです。
ご自宅で簡単にできる花留めテクニックをご紹介します。

花瓶の口にセロハンテープを貼り、区切りを作ります。より綿密に配置を変えたければ6分割。

花留めにひっかかり、枝が止まります。テープ自体に弾力がありますので柔軟に花向きを調節することができます。


花瓶に対して枝が短いなと感じる場合でも、この花留めがあれば茎を浮かせるようにして固定でき、長く活けることができます。前面に広がるように傾けて活けることもできます。


また、茎の断面がなるべく器のカベにぴったり付くような角度で切っておくとズレにくいですよ。

この断面だと、器に接触する部分が少ないので回っちゃうかも。
切断面が器にカベにぴたっと付くとズレにくい。

ここからは、イメージする形に生けるためのテクニックです!
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■ドウダンツツジを「ためる」

枝をしごいて曲げ、形をつくることを「枝をためる(矯める)」といいます。ドウダンツツジは固そうに見えて、ための効く枝ものです。まっすぐな枝だけでは味気ないと思いましたら、ぜひ「ため」にチャレンジしてみてください!生け花などで見事にいけられているドウダンツツジは「ため」が最大限に生かされています。

●基本の「ため」

太い部分ためます。曲げたい箇所を両手で持ち、少しずつ力を加えて曲げてクセ付けをします。両手をぴったり合わせて、1点に負荷がかかりすぎないように少しずつしごいて曲げるのがポイントです。
細い枝わかれは特に弾力がありますのでUの時に曲げても問題ありません。(やりながら力具合を調整してみてくだださい)

●上級テクニック「折りだめ」

かなり太くて全然たまらない枝を曲げる方法です。曲げたい方向の反対側にハサミで少しだけ割目をいれます。

曲げたい方向に少~しづつ力を入れて折り曲げ角度をつけます。

パキパキ!!っと枝の割れる音がしはじめますが…この音がするくらいになるとかなり曲がったのではないでしょうか。形を確認してみてください。
(ドウダンはとても丈夫なので、けっこう曲げても大丈夫。この状態でも花保ちには影響を感じません。:生け花経験スタッフ談)ただしやりすぎて完全に折ってしまわないように十分注意してくださいね(^^;)

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■ドウダンツツジの生け方例

「ただ花瓶に入れる」からもう1歩進み、枝の形ごとに生け方の具体例をご紹介します。※お届けする枝には個体差がありますので参考程度にみていただければと思います。

●脇枝が多い枝⇒ 短く生ける。

カット前の状態


枝分かれの広がる根元部分からカット。3本に分けました。

ドウダンツツジは段状に枝分かれになっています。で枝分かれの根元から切り分けてパーツにします。

●中心が伸びたタイプの枝⇒ 伸びた部分をカット。

まんなかだけ長い。伸びた枝部分を根元からカット。

カットした枝は一輪挿しにでもどうぞ。


このままでも美しいですが


更にまっすぐな1本を添えて生けてみました。

●太く込み合った枝⇒ ためて動きを出す。

ためる前


すぼまっていた脇枝を広げ、主軸を折りだめてみました。

角度をつけて活けることで横に伸びる雰囲気に。葉をもう少し減らしてもいいです。

●5本を3か所に活けてみました。

大きな花瓶に4本⇒床置きや、広い場所に。
1本を切り分けて短く⇒テーブルの上などに。
脇枝 ⇒洗面所など小さなスペースに。

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■適正な花器のサイズ

枝の長さや花器の形により適正サイズは異なりますが、弊社がお送りする1M前後の枝であれば、高さが30~40cm程度、口径10~15cmを目安にして頂くとよいと思います。
以下で弊社で販売しているおすすめ花器をご紹介いたします。

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■おすすめの花器 ファゴットシリーズ


口が狭く、お尻が大きいタイプのガラス花器です。
●おすすめポイント
・安定するので高い位置などにも安心感がある。
・内部が広がっていると枝に角度がつくので、まっすぐな枝でも様になる。

ファゴットのご購入はこちらから

■おすすめの花器 ポリカーボネートシリーズ

スタンダードなシリンダー型のポリカーボネート(プラスチックの1種)素材花器です。

●おすすめポイント
【その1】割れない!プラスチックの中でも最高の耐衝撃性。ハンマーで叩いても割れない?!
→ 落ちても割れて破片が散らばらないのは嬉しい!
ペット、いたずらざかりの小さなお子様などがいるご家庭でも安心してお花を飾って頂けます。
高い場所でのディズプレイ、枝ものなどのディズプレイで花器が傾いてヒヤッとしたことはありませんか。
万が一、倒れても割れないのは作業中のストレス軽減になります。
【その2】驚くほどの透明度◎
→ 隣に本物のガラスを置いても見分けがつかない程です。
【その3】雑菌が繁殖しにくい
→ 素材の凸凹が少ないことでバクテリアが繁殖しにくい。
バクテリア発生率がプラスチックの1/15、ガラスの1/4程度
【その4】ディズプレイ方法に幅が広がる
→ ガラスでは危ない?!と思うような使い方が出来ます。 タワーのように重ねて使ったり、ドリルで穴を開けて吊り下げたり、穴から花を入れたり。
【その5】スリムなので収納しやすい。横にしても収納できる。
【その6】洗いやすい
【その7】汎用性がある
【その8】エッジに丸みがあり、花茎を傷つけにくい

ポリカーボネート花器のご購入はこちらから

ご家庭での花活けの参考になれば幸いです。
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