うきうき花レシピ 夏の風景を切りとって
◎近藤先生より
トクサで額縁を作り、スポンジを固定します。
花を交差させながら、額縁から出したり入れたりすることにより、立体的な絵のように挿していきましょう。
【アレンジ難易度】 ★★★☆☆
![](/magazine/wp-content/uploads/media/cms_images/recipe/274/011.jpg)
今回は『夏の涼』を感じる草花にしてみました。
ベッセラの朱色がアクセントになります。
オアシスを花材の大きさに合わせて切り、セットします。
![](/magazine/wp-content/uploads/media/cms_images/recipe/274/0121.jpg)
四角い額縁をつくります。
![](/magazine/wp-content/uploads/media/cms_images/recipe/274/0123.jpg)
まず、ロングワイヤーをトクサに入れていきます。
![](/magazine/wp-content/uploads/media/cms_images/recipe/274/0124.jpg)
先端まで折り曲げられるようにワイヤーを入れたいのですが
今回はワイヤーの長さが足りませんでしたので、
トクサの穂の部分からもワイヤをさしこみます。
(ちゃんと入ります!)
2本のトクサをワイヤーで合わせていきます。2箇所止めると安定します。
ワイヤーで合わせた少し上を1本曲げます。
![](/magazine/wp-content/uploads/media/cms_images/recipe/274/014.jpg)
もう一本も同じ位の長さをとり、曲げていきます。
![](/magazine/wp-content/uploads/media/cms_images/recipe/274/015.jpg)
「ここは、見える場所なので、色の薄いワイヤーや緑のワイヤーで止めるといいでしょう。」
![](/magazine/wp-content/uploads/media/cms_images/recipe/274/016.jpg)
花器を2つ使って立体感を出していきましょう。
横バーションですとこんな感じですね。
縦バーションでもやってみましょう。
幅と奥行きを考えて今回は、縦バーションにしてみました。
![](/magazine/wp-content/uploads/media/cms_images/recipe/274/020.jpg)
少し晩夏といいますか、初秋の雰囲気を出してくれます。
ブドウのようなぶつぶつ感がかわいらしいですね。
額縁の中に向けて挿していきます。
前や後ろの額縁に通すことで立体感のある絵になっていきます。
![](/magazine/wp-content/uploads/media/cms_images/recipe/274/023.jpg)
さわやかな色合いが涼を感じさせてくれますね。
高さや花向きをかえて2~3か所に。
![](/magazine/wp-content/uploads/media/cms_images/recipe/274/025.jpg)
高さを出して軽やかに・・・
朱の色がかわいらしさと秋を出してくれます。
![](/magazine/wp-content/uploads/media/cms_images/recipe/274/0261.jpg)
額縁から飛び出してくるようなお花も入れてみましょう。
横から見ても動きのあるデザインをこころがけます。
![](/magazine/wp-content/uploads/media/cms_images/recipe/274/027.jpg)
ゲーラックスや利休草を入れると植生感が増します。
![](/magazine/wp-content/uploads/media/cms_images/recipe/274/090.jpg)
お花の密集しやすい中央部分はとくに気をつけて、余分な葉や脇枝を整理しておくことが大事です。
今回は晩夏の涼を感じさせてくれる絵となっておりますが、
色々な季節にも応用ができそうですね(^^)?