晴れの舞台で胸につける花~コサージュとは
コサージュの意味と由来
入学式や卒業式で胸につけるコサージュ。
由来はフランス語の「corsage:コルサージュ」。
petit bouquet de fleurs <porté épinglé au corsage>「<胴部にピンで留めて付ける> 小さな花束」で、
省略してcorsageがコサージュと呼ばれるようになったようです。
日本ではお祝いごとや記念日はもちろん、和装・洋装問わず冠婚葬祭や入卒業の場でもよく用いられる他、
カバン・バッグに付けたり、帽子にあしらったり…アクセサリーとして日常で身につけることも増えてきました。
ブローチはお花で作られたもの以外・宝飾品で留め具としての道具を指すことが多く、
ブートニアは主に男性が付けるものに使われます、特に結婚式で新郎が胸につける花小物を指します。
コサージュは生花やドライフラワーでも作ることができますが、今回は、造花・布を使ったコサージュの作り方を紹介します!
【目次】
手作りコサージュの材料の揃え方
初心者さんでもきれいに仕上がる、お花(造花)選びのポイント
【動画で解説】造花のコサージュ作り方ガイド
シーン別 おすすめコサージュのデザイン
手作りのコサージュで心に残る思い出にしよう
手作りコサージュの材料の揃え方
手作りコサージュの材料は、はなどんやアソシエ等の造花・手芸の販売店や100均で揃います。
100均は身近で安く材料が揃えられる点がとっても便利ですよね。
花材や手芸店は材料の種類が豊富で、質もよく保ちも良いのでより安心!
はなどんやアソシエのような通販であれば外出することなく購入できるのが魅力です。
準備するものリスト
造花:コサージュの主役。
コサージュピン、クリップ:コサージュを留めるために使うピン。初心者の方にはクリップタイプがおすすめ。
リボン:装飾に使うと華やか。オーガンジーやサテン、レース素材が人気です。
ワイヤー:装飾や造花を固定するのに使います。
グルーガン:簡単に接着をしたいならこちら!高温タイプを選びましょう。
初心者さんでもきれいに仕上がる、お花(造花)選びのポイント
1輪だけを使うならバラやピオニー・ガーベラやミモザなど、存在感のあるお花が使いやすいです。
葉や他の花材を添えたい場合には、ブーケを使ってメインのお花の周りを飾っていくと綺麗にまとまります。
卒入学で使うなら、原色や派手すぎるものは避けながらも制服や外出着に合う上品な色を選ぶのがおすすめです。
春に合わせてピンクや黄色・ご本人の好きな色で仕上げましょう。
リボンやレース、パールのビーズで華やかさをプラス
リボン・レース、ビーズを足すことでアレンジすることも可能です。より可愛く・印象的に仕上げられます。
はぎれ布やフェルトで、花から手作りして楽しむ
造花の代わりに布を使って花を型取りコサージュを作るのも素敵です。
布やリボンを折りたたんだり、つまんでひねり接着剤やピンで留めるだけでも可愛い!オンリーワンの作品に仕上げることができます。
生花・ドライフラワーはもちろん、クラフトバンド、つまみ細工、水引やスカーフ…素材もデザインも無限大
おめでたいイメージの水引や、ちりめんを使ったつまみ細工のお花をコサージュにしても◎
毛糸や折り紙など、身近な素材でお子さんと作って飾っても思い出になりますね。
【動画で解説】造花のコサージュ作り方ガイド
春色の造花とリボンで作る造花コサージュの作り方のご紹介です。
グルーガンで簡単に接着できるので、クラフト・工作感覚で作れます。
【動画】
【解説】
材料と道具
・造花3種類(バラ2種・あじさい)
・ワイヤー
・リボン(細め・ステッチ付きのサテン素材のもの。20cm使用)
リボン(太め・オーガンジー素材のもの。15cm使用)
・パール(大小1粒ずつ)
・ブローチ用金具(クリップタイプ)
・両面テープ
・はさみ(ニッパーもあると便利です)
・グルーガン(高温)
①ブローチ土台の準備
太めのリボンの裏側に両面テープを貼り、1/3のサイズに折ります。
そこにブローチ用金具をグルーガンで貼りつけます。
②造花の茎と葉をカット&貼り付け
メインのお花の茎をはさみもしくはニッパーでカットして、①の土台にグルーガンで貼りつけます。
サブのお花も同じように茎をカット。
枝に付いている葉っぱの葉脈を取っていきます。手でほぐすと簡単に外せます。
メインのお花の茎を隠すように3枚重ねていきます。それぞれグルーガンで固定しましょう。
きれいに隠したら、サブのお花を添えていきます。グルーガンでメインのお花の周りに接着します。
③パールとリボンで飾り付け
細いリボンとパールに合わせてワイヤーを2本準備。
パールにワイヤーを通してねじり、まち針のような形をつくります。
同じ手順でパール&ワイヤーの組み合わせを2個作ったら、それぞれをひねって合体させます。
リボンを手前で重ね、先程のパールをワイヤーで取り付けます。
残ったワイヤーはカット。②にグルーガンで貼り付けます。
★完成★
どんなシーンにも使えるピンク色のコサージュが完成!
シーン別 おすすめコサージュのデザイン
コサージュは晴れの場で付けるもの。付けたいシーンごとにおすすめのデザインを紹介します!
卒園・卒業式におすすめ、落ち着きのある上品フォーマルコサージュ
服装が黒、紺系で格式が高く厳格な雰囲気の卒園・卒業式。
淡いベージュ・アイボリー・シルバーなどの落ち着きのあるシックなコサージュが◎。
ホワイトグリーンの小さな花(チェリーブロッサム)にあじさい、レースフラワーなどをぎゅっとあしらいミニブーケのような上品で爽やかに仕上げました。
白のアネモネとストライプのリボンがポイントのコサージュ。
入学式でも卒業式でも使えるシックなダークブルーコサージュ。
入園・入学式におすすめ、子どもの門出に 華やかな春色コサージュ
卒業式よりも明るめなスーツカジュアルが多くなる入学式。
ピンク・薄黄色・白系など、明るくて優しく淡い色がおすすめです。
幼稚園・保育園のお子さんとはお揃いのデザインにしても可愛いですね。
ミモザとローズが春らしく綺麗なコサージュ。
ピンク色がきれいな山桜のプチコサージュ。
ナチュラルなコットンリボンがかわいいフラワーコサージュ。
結婚式におすすめ、派手すぎないおしゃれコサージュ
新郎新婦よりも目立ってはいけないので派手すぎるデザインや白と黒は避けた上で、
ドレスや着物に合うおめでたい場にふさわしい可憐なコサージュを選びましょう。
上品な咲き方が魅力のクリオローズにパールを組み合わせコサージュとイヤリングに。
ブルーのビオラに、明るい黄色のミモザをそえた、可愛くも爽やかなコサージュです。
青いダリアを使って和風に仕立てたコサージュ。
手作りのコサージュで心に残る思い出にしよう
記念すべき日に手作りのコサージュで、心に残る思い出を作りましょう!
はなどんやアソシエが皆さんのコサージュ制作のお手伝いになりますと幸いです。
はなどんやアソシエの造花(アーティフィシャルフラワー)はこちら!
はなどんやアソシエの手芸用品(ハンドメイド)はこちら!