ローズの開花

プリザーブドフラワーのローズは、満開になる前の段階でカットされてプリザーブド加工しています。花びらが開ききる前なので、ちょっと物足りない時があると思います。そんな時は、花びらの開花にチャレンジしてみましょう。ふんわり大きく開花することで、同じ種類のローズでも表情ががらっと変わって、個性的なアレンジが作れます。このテクニックは、花びらに傷があった時の修復にも使えるので、ぜひ覚えてみては?

STEP.1 刃先が細いハサミを用意する

普通のクラフトハサミだと細かい作業がしづらいので、出来れば「眉切ばさみ」や「プリザーブド専用ハサミ」のような刃先が小さいハサミを用意してください。

 

STEP.2 ガクを取り除く

手を使って花びらの下のガクを取り除きましょう。軽く力を入れれば、取れます。

 

STEP.3 花びらを外します

外側の花びらから順に外していきます。外した花びらは、外した順番通りに重ねておいてください。この後、花びらを芯に貼り付けて行くのですが、その際に順番通りに貼り付けていくと自然な形になります。また、花びらは外しすぎないでで画像くらい残しておくと、芯がぐらぐらせず貼り付けやすいです。

 

STEP.4 花びらの下部を三角にカットします

花びらの下の方を三角にカットしてください。花びらを戻していく際は、元々あった芯の根元ではなくその少し上に貼り付けていくことになります。そのため、三角は画像くらい大きめにカットして大丈夫。

 

STEP.5 芯にボンドを塗ります

まず、芯になる中心部分にダブルピアスメソードをし、根元の花びらが落ちないように木工用ボンドをぐるっと一周。それから、芯に花びらを一枚ずつ貼っていきます。接着には、乾いたら透明になる木工用ボンドが便利。木工用ボンドは、紙やトレーなどにある程度出しておいて、そこから先ほど切った花びらの三角部分に付けていくとテンポ良く作業が出来ます。

 

STEP.6 芯に花びらを付けていきます

木工ボンドを付けた花びらを、元々花びらがあった芯の根元より少し上の方に開き気味につけていきます。花びらを付ける時に、花びらの先端が芯の頂点より上に出ず、大体同じくらいの高さになると綺麗に見えます。ボンドは、花びらに付いても、乾くと透明になり目立たなくなります。

 

STEP.7 完成!

この三輪は同じシリーズのほぼ同じサイズのバラです。
A:今回ご紹介した方法で開花
B:開花していない、そのままの状態
C:大地農園ブルーミングステムを使って開花

AとCを比べてみると、元々の花びらの枚数に違いがありますがCの方が綺麗に見えませんか?Cは、大地農園のブルーミングステムという専用の道具を使っていて、今回ご紹介した方法を使わなくても初心者でも簡単にプリザーブドローズを開花させることが出来ます。開花方法を覚えたら、こういった便利なアイテムで時間短縮をしてみてもいいですね。

 

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