クルクマってどんな花? クルクマの水揚げ方法は? 長持ちさせる方法は? 花はどれくらい咲く?
この記事では、夏が旬のクルクマの切り花の取り扱い方法をご紹介します。
■クルクマってどんな花?
科目(和名)、原産地:ショウガ科(和名:ウコン、キョウオウ)
原産地:東南アジア(主にタイ、インド、マレーシアなど)
名前の由来:ラテン語の「Curcuma」はアラビア語の「kurkum(ウコン)」に由来し、ウコンの仲間であることから名付けられています。
切り花出回り時期:主に6月~9月(夏)
花言葉:「あなたの姿に酔いしれる」「忍耐」「乙女の香り」
長さ:およそ20cm~70cmほど(切り花の場合)
色:白、ピンク、薄紫、グリーン など
すっきりしたステムライン、独特なフォルム。夏のインテリアにおすすめのクルクマ。サイズも様々です。
■クルクマの水揚げ方法、お手入れ方法
・クルクマの水揚げ方法
・茎を斜めにカットする(切り戻し)
・根元を2~3cm程度、清潔なハサミかナイフで斜めに切り戻します。(水中でカットするとより効果的です)
・茎を深水につける
・切り戻したら、バケツなどにたっぷり水を張り、茎がしっかり浸かるように1~2時間ほど深水につけます。
・花(苞)の保湿、給水
クルクマは乾燥に弱い花です。飾る前に花全体(苞の部分)を一度水につけ、振って水を切ります。蒸散防止のスプレーがあれば葉や花しっとりするくらいふりかけます。
※花として鑑賞するのは「苞(ほう)」と呼ばれる部分で、本当の「花」はカップの中に隠れています。
カップの中の「花」部分はいたみやすいもので、入荷時から花が終わっていることもふつうです。
■クルクマの葉っぱが巻いてしまっている場合・・・
クルクマの葉は乾燥しやすく、くるくる巻いてしまっていることが多いです。そもそも最初から葉がついていなかったり、
取り除いてから使うことも多いですが、葉っぱの復活チャレンジしてみたい方は以下の方法をお試しください。
クルクマの葉っぱ、巻いちゃってます。正直あるあるですが、ちょっと残念、、、水揚げしてみましょう!
葉は、茎を包むようについています。茎をひっぱり葉から取り外します。包み込みの部分が長いと外すときに茎を折ってしまうこともあるので用心してください。
うまく取り外せたら、葉っぱの水揚げ。
葉っぱ全体がつかるの深いお水につけます。ついでに花も水揚げしときましょ・・・
葉の様子をみて、まっすぐになったらお水からあげます。2時間くらいでした。
元に戻します。葉の上から茎をキュキュッと差し入れます。
入りました!
葉っぱピンとしたクルクマに復活。葉の戻しは難しいこともあると思いますので、無理せず別にどうぞ。
■毎日のお手入れ、保管場所
清潔な花瓶に新しい水を入れて生けてください。
毎日水を取り替え、茎の先端がぬめってきたら切り戻しをします。花、葉への霧吹きや、再度の水揚げも効果的です。
比較的暑さには強いですが、夏は空調の効いたお部屋が望ましいです。
直射日光やエアコンの風が直接当たる場所は避け、涼しい場所に飾るとより長持ちします。
■クルクマのおすすめの飾り方
1. シンプルにクルクマだけを活ける
クルクマは独特のユニークな花姿と、すっきりしたラインが魅力です。
涼しげなガラスベースや白い陶器の花瓶に、そのままシンプルに飾るだけでも◎。
1本でも上品ですし、まとめて飾るとより華やかになります。高さと縦のラインを活かしましょう。
20cmくらいの小型のものから、60cmを超す大型のものまで種類も豊富です。
2. ラグジュアリーなトロピカル系の組み合わせ
南国イメージのクルクマは、ランやアンスリウム、モンステラやヤシなどの葉ものとよく合います。
リゾートの雰囲気を出すのにおすすめです。
3. ブーケ風に。洋花との組み合わせ
クルクマにはバラのような広がりが美しい品種が多くあります。
色やサイズも可愛らしいものが多く、ラウンドブーケのように上面からみるデザインにも好相性です。
4. 和の雰囲気にも
クルクマは和の空間にも合います。生け花にも好まれる花材です。お盆などお供えの花にも使われます。
■クルクマの組み合わせ、アレンジ、作品をもっと見る
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最後までご覧いただきありがとうございました!
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