アンスリウムってどんな花? アンスリウムの水揚げ方法は? 長持ちさせる方法は?
この記事では、アンスリウムの切り花の取り扱い方法をご紹介します。
■アンスリウムってどんな花?
科目(和名)、原産地:サトイモ科(和名:ベニウチワ)
原産地:中南米(主にコロンビア、エクアドル、コスタリカなど)
名前の由来:ギリシャ語の「anthurion(花の尾)」に由来し、花序の形が尾のように見えることからと言われています。
切り花出回り時期:通年(特に5月~10月)
花言葉:「情熱」「幸福」「飾らない美しさ」
長さ:およそ30cm~70cmほど(切り花の場合)
色:赤、ピンク、白、緑、茶色、紫色 など
アンスリウムの花はどこを指す?
鑑賞部分は仏炎苞と呼ばれ本義的には花ではありません。
観賞部分は仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれ、中心の棒状の部分が花序(ノーズ)です。
光沢あるハート型の仏炎苞(ぶつえんほう)が特徴で、モダンなインテリアやトロピカルアレンジにおすすめです。サイズも様々です。
■アンスリウム産地が教える!切り花アンスリウムの水揚げ方法
お花が元気な場合は茎の切り戻し→水揚げでも充分ですが、よりしっかり水揚げをしたい場合は産地さんおススメの水揚げ方法があります!
こんな時にぜひ試してみてください!花を触ると感触がやわらかい、つやがなくマットな感じがする、気温が高い、会期の長い展覧会などで使いたい
日にちの経過で、元気がなくなってきた…など。
産地が教える、切り花アンスリウムの水揚げ方法————————
・バケツにたっぷり水を入れ、足ではなく花を水にどぶんとつけます。
・茎は水から出ていてもOK このまま4~5時間じっくり水につけておきます。
・水揚げが終わったら取り出し、茎を切り戻して水に挿します。
・花についたお水をふき取っておきます
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■切り花アンスリウムのお手入れ、温度
清潔な花瓶に新しい水を入れて生けてください。
元気がなくなってきたら、再度の水揚げ方法を試してみてください。
霧吹きも効果的ですが、蒸散防止剤などは水滴が染みになることがあるので注意が必要です。
・切り花アンスリウムの適温
冬場は最低15℃以上の室温を目安に、なるべくあたたかい場所に置きます。(凍傷になるとフニャフニャになったり、色が変色します)
暑さには強いほうですが、切り花に夏の高温の部屋はあまり良くありません。夏でも空調の効いたお部屋、涼しい場所のほうがより長持ちします。
いずれの季節も乾燥は大敵です。直射日光やエアコンの直風は避けましょう。
■アンスリウムのおすすめの飾り方
1. シンプルにアンスリウムだけを活ける
アンスリウムは鮮やかな色合いと個性的なラインが魅力です。ガラスベースや白い陶器の花瓶にシンプルに活けるだけでも美しく映えます。
1本でも存在感があります。つるりとした茎をしており水が濁りにくいので夏のインテリアにもおすすめの花材です。
代表的な赤など以外にも紫やニュアンスカラーのものなど種類がありお好みの雰囲気のものから選べます。
2. トロピカルフラワーといっしょに。
アンスリウムは代表的な南国花材。ランの花やクルクマ、モンステラやヤシ、ドラセナなどのグリーンとの相性抜群。南国リゾートの雰囲気を楽しめます。
3. 造形的なデザイン
個性的な花型とシンプルなステムラインのアンスリウム。ラインを見せるデザインに向いています。
4. 大きいサイズのアンスリウムはインパクト大!
SSサイズから3Lサイズまで幅広いサイズ展開のあるアンスリウム。小さなものはアレンジやブーケに、
大きいものは、グロリオサやジンジャー、枝ものなどの大型花材と一緒でも遜色のないインパクトです。
■アンスリウムの組み合わせ、アレンジ、作品をもっと見る
フラワー作品投稿サイト「フラコ」では、アンスリウムを使った作品もご覧いただけます。お花の好きな方、組み合わせや作品を見たい方はぜひお立ち寄りください!
最後までご覧いただきありがとうございました!
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