アルストロメリアってどんな花? アルストロメリアの水揚げ方法、飾り方、お手入れのアドバイス

アルストロメリアってどんな花? アルストロメリアの水揚げ方法は? 長持ちさせる方法は?
この記事では、アルストロメリアの切り花の取り扱い方法をご紹介します。

■アルストロメリアってどんな花?

科目(和名)、原産地:
ユリズイセン科(アルストロメリア科)/和名:ユリズイセン
原産地:南アメリカ(主にチリ、ブラジル、ペルーなど)

名前の由来:
スウェーデンの植物学者 クラース・アルストロメール(Clas Alströmer)にちなむ。

おすすめ時期:
春~初夏(3月~5月ごろ)が一番花もち・出回りともに良い。

花言葉:
「持続」「未来への憧れ」「友情」「幸福な日々」

長さ:
一般的に60~80cm程度(品種によって異なる)

色:
赤、ピンク、オレンジ、黄色、白、紫、複色など多彩

豆知識:アルストロメリアによくみられる花の点々模様は(スポット)は条斑と呼ばれます。虫をおびきよせるためのものと言われており多くのアルストロメリアにみられる特徴でもあります。

■ アルストロメリアの水揚げ方法、お手入れ方法

  • 水揚げは「水切り(水中で茎を斜めにカット)」が基本。
  • 水につかる下葉は取り除く。(葉は傷んだり傷がつきやすいので全部とったほうがいい場合も)
  • 水はこまめに替え、水替えの時には茎の先を切り戻す。
  • 花の終わり際は崩れて散るので、崩れる前に取り除いた方が良い。(花弁が散ったあとに種が出来ることも!)
  • 市販の切り花延命剤もおすすめ。
  • 湿度、温度が高い場所は避ける。(特に直射日光下は花が傷みやすい)

■アルストロメリアのおすすめの飾り方

アルストメリアには、様々な色や品種があります。
アレンジメントや花束、大型のスタンド花や仏花など日常のフラワーシーンでもおなじみの花です。
バラやカーネーション、ガーベラなど、どんな花材にもよく合わせられます。

1. シンプルにアルストロメリアだけを活ける
丈が長く、茎もしっかりしているのでご家庭でも活けやすい花です。特に旬の時期のものはボリューム感もあり価格も手ごろ。
複数本飾るときは、高さの差を出して活けると視点が広がります。

2. ブーケにするときのポイント
茎の枝分かれに隙間ができやすいので、他の花を埋め込むようにして間を埋めると良いです。
アルストロメリア同士の場合も、花を絡み合わせるようにしてまとめるとぎゅっとつまったデザインにできます。

3. アレンジにも。切り分けてたっぷり使えます。
花色も豊富で、バラやカーネーションなどの定番花材ともよくなじみます。ある程度まで花首を長く取れるので
1輪ずつをアレンジメントに使うこともできます。

ただし花首の長さには個体差もあるので、実物を見て、合うデザインを考えることも大切!

↓同じアルストロでも花首の長さは毎回違います。。

4. レイメイキングにも

花色が豊富で、花の数も多いアルストロメリアは、レイメイキングにも使われます。リーフなどの組み合わせで
どことなく南国的にも見えます。

■これも、これもアルストロメリア!いろんな仲間たち!

・アルストロメリア・フロリンカ

昨今人気の小輪タイプのアルストロメリアのシリーズです。
段咲きアルストロ、小輪アルストロなどとも呼ばれます。アルストロと同様に日持ちが良く
認知度も高まってきています。花粉がなく扱いやすいお花です。

・アストロノバ

ロイヤル・ヴァン・ザンテン社と福花園種苗の2社が手を組んで創作されたアルストロメリア属の新しい花”アストロノバ”です。
従来のアルストロメリアが1本の茎に多数の一重咲きの花が集まって咲くのに対し、1本の茎に1つ花をつけます。
この花姿に至るまで、数十年におよぶ育種の過程を経ており、努力の結晶といえる新しい花です。

・アルストロメリア スポットレス

アルストロメリアの特徴である花の点々(スポット・条斑)を品種改良によりなくした、少なくした品種たちです。
スポットあり品種に比べると品質的にやや繊細な感はありますが、クセがなくなじみやすいというデザイン利点のほか
花の点々が苦手という方にぜひおすすめしたい品種です。

 

■アルストロメリアの組み合わせ、アレンジ、作品をもっと見る

フラワー作品投稿サイト「フラコ」では、アルストロメリアを使った作品もご覧いただけます。お花の好きな方、組み合わせや作品を見たい方はぜひお立ち寄りください!

最後までご覧いただきありがとうございました!


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