失敗しない!造花のお供え花ガイド&簡単な作り方

大切な人やご先祖さまへ、心を込めたお供え花を贈りたい。でも、暑い季節にすぐ枯れてしまったり、こまめなお手入れが難しかったり…と悩む方も多いのではないでしょうか。
そんな方におすすめなのが「造花で作るお供え花」。この記事では、お花選びのポイントから束ね方のコツ、そのまま真似できるスタイル別のサンプルまで、まとめてご紹介します!

■目次
1.造花のお供え花が選ばれる理由
2.きれいにまとめる6つのコツ
3.スタイル別・お花の選び方
4.花束スタイルサンプル
5.好きなお花で、自分らしいお供え花を

造花のお供え花が選ばれる理由

お供え花は宗教や風習に合わせて選ばれることもありますが、近年は暑さや扱いやすさの面から「造花」を選ぶ方が増えています。生花と比べたときのメリットは大きく3つです。

<1>暑さに負けず、きれいが続く

造花は真夏のお墓や屋外でも傷みにくく、長期間きれいな状態をキープできます。特に夏場のお墓参りでは、生花がすぐに傷んでしまうことも。頻繁にお花を交換できない方にも安心です。

<2>繰り返し使えて経済的

一度そろえれば繰り返し飾れるので、買い替えの費用と手間を抑えられます。季節ごとに少しずつ花材を買い足して、組み合わせを変えて楽しむのもおすすめです。

<3>お手入れがいらない

水替えは不要。虫も寄りつきにくく、衛生的に保てます。お参りの間隔が空きがちな方にもぴったりです。

※お花の選び方や束ね方に決まったルールはありません。宗教・宗派によって慣習が異なる場合もありますので、気になる方はお寺や霊園に確認するのがおすすめです。

きれいにまとめる6つのコツ

特別な道具や技術がなくても大丈夫。少しのコツを押さえるだけで、見違えるほどきれいにまとまります。順番に見ていきましょう。

1)好きなメインのお花を1本選ぶ

「いちばん入れたい」と感じたお花から手に取ってみてください。種類はなんでもOK。まずは直感でメインを決めましょう。

メインのお花を選ぶ

2)添える(サブ)お花を選ぶ

メインより少し小ぶりで、色味や雰囲気の近いものを選ぶとなじみやすくなります。主張しすぎず、やさしく引き立ててくれるものがベストです。

サブのお花を選ぶ

3)長いお花・リーフを加える

長さのあるお花やリーフは最後に入れるのがポイント。葉物を加えることでバランスとボリュームが出やすくなります。

長いお花・リーフを加える

4)お花を固定する

結束バンドやワイヤーで数か所を固定します。麻ひも・輪ゴムでもOKです。
輪ゴムは2〜3か所に重ねてとめると、ずれにくくしっかり固定できます。

お花を固定する

5)形とバランスを整える

手で花の向きや角度を少しずつ調整します。ワイヤー入りの造花は自由に曲げて形を作れるので、外側に広げながら整えましょう。

形とバランスを整える

6)茎の長さをカットして完成

花筒に納まる長さに合わせて茎を揃えます。ワイヤー入りは手で曲げて調整できますが、ニッパーやペンチで切るとより仕上がりがきれいです。
※スポンジを丸めて茎に巻き、筒にさしておくと風で飛ばされにくく、安定して飾れます。

茎の長さをカットする

自作はちょっとハードルが高いかも…という方には、元々1本にまとまっているブッシュタイプや、モダンなブーケスタイルの「おもい花」シリーズもおすすめです◎

スタイル別・お花の選び方

一口にお供え花といっても、印象はお花の種類や色合いで大きく変わります。作りたいイメージに合わせてスタイルを選んでみましょう。

季節のお花を使った花束
季節のお花を使った花束
季節感を大切にしたい方に

春は桜、夏はヒマワリ、秋は菊など、季節のお花を主役にすると、時期のうつろいを感じる供花になります。

使用本数:5〜7本 / 高さ:40〜50cm
小花で作る可憐な花束
小花で作る可憐な花束
やさしい雰囲気が好みの方に

カスミソウやスカビオサなどの小花を中心にまとめると、清らかで可憐な印象に。白・淡紫がよく合います。

使用本数:5〜6本 / 高さ:20〜35cm
洋花の清らかな花束
洋花の清らかな花束
上品で穏やかな印象にしたい方に

ランやカーネーション、トルコキキョウなど洋花でまとめた、すっきりと清潔感のある供花です。

使用本数:6本前後 / 高さ:40〜50cm
伝統的な花束
伝統的な花束
定番スタイルを大切にしたい方に

菊を主役に、ユリやランなど和花材を組み合わせた、昔ながらのお供えスタイル。白・黄・紫が定番の色合いです。

使用本数:5〜7本 / 高さ:40〜50cm

生花と造花を組み合わせる方法も

「造花だけでは物足りない」という方には、生花と造花を合わせるスタイルもおすすめです。生花の仏花に造花のユリやランを1〜2本プラスするだけで、ボリューム感が増し、季節感も出せます。繰り返し使える造花をベースにすれば、コストも抑えられます。

花束スタイルサンプル

実際にどんなお花を何本使うのか、具体的なスタイルの例をご紹介します。使用本数・高さの目安と使用花材を参考にしてみてください。

ヒマワリで明るく元気な花束
季節のお花を使った花束
ヒマワリで明るく元気な花束

ビタミンカラーで元気いっぱいの印象に。存在感のあるヒマワリには、小花や葉物を合わせるとまとまりよく仕上がります。

使用本数 5本
花束の高さ 約40cm
使用花材 メイン:ひまわり / サブ:小花 / リーフ:グリーン

▼ このスタイルで使用した花材

桜で春の訪れを感じる花束
季節のお花を使った花束
桜で春の訪れを感じる花束

ふんわりとした淡いピンクが春らしい雰囲気を演出。枝ものの長さを活かし、足元をボリュームのある花でまとめるとバランスよく仕上がります。

使用本数 7本
花束の高さ 約50cm
使用花材 メイン:桜 / サブ:バラ・スイートピー・小花 / リーフ:スゲ

▼ このスタイルで使用した花材

白グリーンの可憐な花束
小花で作る可憐な花束
白グリーンの可憐な花束

摘んできたような、ラフでやさしい風合いの花束。スポンジを使うと高さの調整がしやすく、花筒にきれいに飾れます。

使用本数 5本
花束の高さ 約20cm
使用花材 メイン:デイジー / サブ:スズラン・カスミソウ

▼ このスタイルで使用した花材

淡い色味の洋花でまとめた花束
洋花の清らかな花束
淡い色味の洋花でまとめた花束

透明感のある色合いのお花を合わせると可憐な雰囲気が引き立ちます。色のついたお花は三角形を意識して配置すると、まとまりのある花束になります。

使用本数 6本
花束の高さ 約50cm
使用花材 メイン:ラン / サブ:カーネーション・トルコキキョウ・デルフィニウム・小花

▼ このスタイルで使用した花材

菊を主に和花をあわせた花束
伝統的な花束
菊を主に和花をあわせた花束

白・黄色・紫でまとめた伝統的な色合わせ。ひし形をイメージして、左右に手でお花を広げて形を整えましょう。

使用本数 5本
花束の高さ 約40cm
使用花材 メイン:菊 / サブ:黄菊・小花 / リーフ:グリーン系

▼ このスタイルで使用した花材

ペット供養のかわいい供花
ペット供養
ペット供養のかわいい供花

ペットのイメージをお花で表現して、可愛らしくカラフルに。丸型のフォームに挿してコップなどにセットすれば、手軽に飾れます。

使用本数 6本
高さ 約15cm(アレンジの高さ)
使用花材 メイン:ガーベラ / サブ:バラ・小花各種

▼ このスタイルで使用した花材

好きなお花で、自分らしいお供え花を

造花のお供え花

造花のお供え花は、ルールよりも「気持ち」がいちばん大切。故人やご先祖さまを想いながら、好きなお花を組み合わせて、自分らしいお供え花を楽しんでみてください。
はなどんやでは、お供えにぴったりの造花を多数取り揃えています。ぜひのぞいてみてください!

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