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フローラルフォームの違いが一目瞭然!造花・プリ・ドライ用フォームを徹底比較。

はじめまして。cocoFleurage(ココフルラージュ)と申します。

たくさん種類のあるフローラルフォーム。フラワーアレンジメントで土台を必要とするデザインのとき、いったいどのフォームを使えば良いか迷ったことはありませんか?

普段から使い慣れているものや、ただなんとなくで選んでいる場合があるかもしれません。

お花で隠れてしまう土台ですが、扱う花材や使用目的・コスパなどの面から比較検討してみると今まで知らなかった特性がよくわかりましたので、一覧表にまとめてみました!

 

比較するフォーム一覧


フォーム6種類(生花用フォームは除外)を比べてみました。
カットには専用のフローラルナイフではなく、おうちにあるカッターで試しています。

① アレンジフォーム75mm/GZ000003
② アートフォーム・ハード 1個箱/GZ000221
③ アートフォームソフト 1個箱 /GZ000211
④ アクアフォーム/アーティフィシャルフォーム化粧箱/10-2080-0
⑤ アクアフォーム/アクアフォーム 化粧箱ドライ/10-2060-0
⑥ オアシス/ドライ用セックブリック 1個/SJ7721

 

① アレンジフォーム75mm/GZ000003

■推奨されている用途
アーティフィシャルフラワー(造花)

■はなどんや税込単価
1個:¥493
ケース売り:なし

■カットした時の感触
非常に硬いのでカットするのに力がいる。きれいにカットするには慣れとコツが必要かも。別売りの専用ナイフでカットすることをオススメ。

■カットした時に出る粉の量
少ない

■断面の質感と見た目
キメが荒くガリガリしていてラスクみたい

■力いっぱい握ってみて
ビクともせずそのままの形

■#22、#24、#26ワイヤーを挿してみて
挿すのに少し力がいる分、一度挿すとホールド力がある。細めの#26ワイヤーは、ワイヤーの根元を持って少しずつ挿せばOK。

■プリザーブドローズの茎
硬くて挿さらない

■ドライフラワーの細めの茎
少しずつなら入ったけど、途中で折れそうな感じ

■造花の茎
挿すのにグッと力が必要で、一度挿せば簡単に抜けない

他と比較した感想

強度が高く一度挿したら抜けないほどのホールド力です。太い枝や大きな花材でもしっかり支えてくれる安定感があります。長期間のディスプレイや大きなアレンジメント、屋外への装飾などにも耐久性がありそうです。グルーガンをつけたワイヤーを抜こうとしてもなかなか抜けないほど、アレンジ後の接着力も高いです。

非常に硬いので扱いに慣れていないと大変かもしれません。ガリガリとした感触で挿すのに力も必要です。フラワーアレンジというより工作をしている感覚に近い気がしました。細い茎の造花をアレンジしたい場合は、目打ちで穴を開けてグルーガンでとめていきます。

アレンジフォーム

 

② アートフォーム・ハード 1個箱/GZ000221

■推奨されている用途
アーティフィシャルフラワー(造花)

■はなどんや税込単価
1個:¥462
ケース売り:20個入り¥6,622(¥331/1個)

■カットした時の感触
スッと簡単にカットできる。③のソフトと違い、大きさの目安となる印がついてないタイプ。

■カットした時に出る粉の量
少ない

■断面の質感と見た目
キメが細かくてつるっとしている

■力いっぱい握ってみて
変形して指の跡がついた

■#22、#24、#26ワイヤーを挿してみて
簡単に挿せる

■プリザーブドローズの茎
茎の根元を持ち少しずつ挿せばOK

■ドライフラワーの細めの茎
茎の根元を持ち少しずつ挿せばOK

■造花の茎
簡単に挿せる

他と比較した感想

リニューアルし、カット時の粉落ちが軽減され 色もなじみの良いグリーンに変わりました。リニューアル前と比べて少し柔らかくなりましたが、その分細めの茎でも簡単に挿せ 太い茎でもホールド力があるので、まさに造花アレンジに最適だと思いました。ケース売りもしているので、お教室のレッスン用や販売用の作品づくりなど幅広く対応できそうです。

③アートフォームソフト ④アクアフォームと、質感も使い勝手も さほど大差はないと思います。

アートフォーム・ハード

 

③ アートフォームソフト 1個箱 /GZ000211

■推奨されている用途
アーティフィシャルフラワー(造花)

■はなどんや税込単価
1個:¥454
ケース売り:20個入り¥6,545(¥327/1個)

■カットした時の感触
スッと簡単にカットできる。フォームに1/2、1/3、1/4の目印がもともと付いているので便利。

■カットした時に出る粉の量
少ない

■断面の質感と見た目
キメが細かくてつるっとしている

■力いっぱい握ってみて
変形して指の跡がついた

■#22、#24、#26ワイヤーを挿してみて
簡単に挿せる

■プリザーブドローズの茎
簡単に挿せる

■ドライフラワーの細めの茎
簡単に挿せる

■造花の茎
なんでも簡単に挿せるが、太い茎はホールド力がやや不安

他と比較した感想

④アクアフォームと質感も特性も近いです。粉落ちも少なく適度な柔らかさは、幅広い用途に適していそうです。カットする時の目印が1/2、1/3、1/4とついているので、同時に同じ大きさのものを大量生産するときにも便利かなと思いました。造花用ですが、プリザもドライもOKです。

柔らかいので、造花の太めの茎を何度も挿し直したりすると崩れてくるかもしれません。しっかり器でガードされていたり、小さめ(低め)のアレンジなら太い茎でも問題ないかと思います。

アートフォームソフト

 

④ アクアフォーム/アーティフィシャルフォーム化粧箱/10-2080-0

■推奨されている用途
アーティフィシャルフラワー(造花)

■はなどんや税込単価
1個:¥616
ケース売り:10個入り¥4,620(¥462/1個) 20個入り¥6,699(¥335/1個)

■カットした時の感触
力を入れなくてもスッときれいにカットできた。フォームに1/2と1/3の目印がもともと付いているので便利。

■カットした時に出る粉の量
少ない

■断面の質感と見た目
②、③のフォームと同じく造花用だが、より柔らかくてキメが細かい。生花用の吸水性フォームに質感も似ている。

■力いっぱい握ってみて
変形して指の跡がついた

■#22、#24、#26ワイヤーを挿してみて
簡単にスッと入り、細いワイヤーでも挿し心地が良い

■プリザーブドローズの茎
簡単に挿せる

■ドライフラワーの細めの茎
簡単に挿せる

■造花の茎
簡単に挿せる

他と比較した感想

初めて使ってみたのですが、挿し心地の良さに驚きました。造花以外のプリザーブドもドライもOKです。カットする際、1/2と1/3の目印が付いているのも便利だし、粉落ちも少なく衛生的なのが嬉しいです。柔らかくキメが細かいので初心者の方にも扱いやすいと思いました。

上記①②③④はすべて造花用で硬い順になっています。こちら④アーティフィシャルフォームは造花用の中では一番柔らかめのタイプということが分かりました。

アーティフィシャルフォーム

 

⑤ アクアフォーム/アクアフォーム 化粧箱ドライ/10-2060-0

■推奨されている用途
プリザーブドフラワー

■はなどんや税込単価
1個:¥353
ケース売り:10個入り¥2,771(¥277/1個) 20個入り¥5,544(¥277/1個)

■カットした時の感触
柔らかくてカットしやすい

■カットした時に出る粉の量
少ない

■断面の質感と見た目
キメが細かく④アクアフォームと似ている

■力いっぱい握ってみて
ボロボロになり崩壊した

■#22、#24、#26ワイヤーを挿してみて
簡単に挿せる

■プリザーブドローズの茎
簡単に挿せる

■ドライフラワーの細めの茎
簡単に挿せる

■造花の茎
ホールド力が足りないのと、挿し直しで崩壊の危険がある

他と比較した感想

非常に柔らかいので、繊細なプリザーブドやドライのアレンジには最適だと思います。細めの茎やワイヤーにボンドを付けて挿していくには使いやすい柔らかさです。粉落ちも少なく衛生的で、化粧箱に入っているので保管中に型崩れする心配もないのが嬉しいです。

造花の硬い茎や太い枝を挿すと崩壊の危険があるのと、ホールド力も弱いので造花アレンジにはオススメできません。

アクアフォームドライ

 

⑥ オアシス/ドライ用セックブリック 1個/SJ7721

■推奨されている用途
ドライフラワー

■はなどんや税込単価
1個:¥508
ケース売り:20個入り¥6,710(¥336/1個)

■カットした時の感触
スッと簡単にカットできる。

■カットした時に出る粉の量
かなり多い

■断面の質感と見た目
ザラザラしていて硬めのスポンジみたい

■力いっぱい握ってみて
変形して指の跡がついた

■#22、#24、#26ワイヤーを挿してみて
簡単に挿せる

■プリザーブドローズの茎
簡単に挿せる

■ドライフラワーの細めの茎
簡単に挿せる

■造花の茎
簡単に挿せるが太い茎はホールド力がやや不安

他と比較した感想

ドライフラワー用とありますが、造花やプリザーブドのアレンジにも適していて万能です。手持ちのフォームがおうちにない時にも幅広く代用できると思います。20個入りのケースで購入するとコスパも良く花材の種類を問わずに使えるので、お教室用にもオススメです。

柔らかいので造花の大きな花材や太めの茎をアレンジするには、ホールド力が心配です。カットした時の粉落ちの量が多いのでお掃除が必要なのと、吸い込んだり目に入ったりしないよう気を付ける必要があります。

セックブリック

 

全体のまとめ

さまざまな面から比較してみて分かったことは、フォーム自体の特性はもちろんですが

どのような目的で作るのか(自宅用、販売用、レッスン用、プレゼント用、練習用など)
どんなデザインを作るのか(壁掛けなのか、器に入れるのか、背の高いデザインなのかなど)
★作る人の好みや経験値(初心者なのか、経験者なのか、生花をずっとやっていたのかなど)

なども考慮して、ベストなものを選ぶことが大事なのかもしれないと気づきました。

例えば私は
ずっと生花に携わってきたので①アレンジフォームほどの硬さがあると使いにくく苦労したのですが、④アーティフィシャルフォームは造花用といえど生花の吸水フォームに感覚が近かったので、楽にアレンジすることができました。

また ⑥セックブリックは万能で扱いやすい一方、粉が多く散りやすいため作業テーブルの汚れがどうしても気になってしまいます。

各メーカーが推奨しているフォームの用途はまさしく適正です。それぞれが最も使いやすいような硬さ(柔らかさ)なので、購入時の目安になるのは間違いありません。

でも必ずこれを使う!という決まりはありませんので、ライフスタイルにあったものを利用シーンに応じて代用してみたり、自分好みのものをセレクトしてみたら、フラワーアレンジがさらに楽しくなるかもしれませんね♪

以上、お役に立てたら幸いです。

フォーム比較一覧表

ご紹介フォーム一覧

①アレンジフォーム
②アートフォーム・ハード
③アートフォームソフト
④アーティフィシャルフォーム
⑤アクアフォームドライ
⑥セックブリック

造花用フォームを全て見る

この記事を書いた人

cocoFleurage(ココフルラージュ)
千葉県印西市で、主にアーティフィシャルフラワーを使ったレッスンや通信講座をしております。
「モットーは初心者さまにも分かりやすく丁寧に」
元花屋スタッフということもあり、ブログでは生花と造花 両方の視点からお花の楽しさを伝えられるよう心掛けています。はなどんやマガジンでもお花好きさん達のお役に立てるような記事をUPできたらなと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
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