レトロで温かみのある空間に似合うスワッグ【植物生活】

季節の花をドライにして、ナチュラルテイストに

 

自宅兼アトリエで「flower&green torico(トリコ)」を主宰し、

フラワーレッスンのほか、ギフトや生け込み、

ウェディングフラワーなどの制作を行っているフラワーデザイナーの石坂智子さん。

本企画では、石坂さんが不定期でワークショップや作品の委託販売を行う、

東京都板橋区赤塚のカフェレストラン「イタリアごはんとおやつ curari(クラリ)」

に飾るスワッグを提案してもらいました。

 

 

クラリは、オーナーシェフの松中優友さんが作る

本格石窯ピザとカジュアルなイタリア料理が味わえる店。

奥様の彩さんが手がけるスイーツと合わせて、地元の人々に人気です。

また、彩さんがコーディネートした、

古材や古道具を配した木のぬくもりと懐かしさのある空間も、

非日常の時間を求めるお客様に支持されています。

 

 

「経年変化を大切にされている印象なので、

生花からドライになる過程も楽しめるスワッグとの相性はぴったり。

こだわりのある空間なので、ドーンと生花を生け込んだ装花よりは、

素朴だけれど、どこか華やかさのある、花色を生かしたスワッグが似合いますね」(石坂さん)

 

 

そんなお店の雰囲気を考えて、今回石坂さんが制作したスワッグは、

自作したドライフラワーを中心にした小ぶりのものが3点。

飾る場所は、「来世では花屋さんになりたい」と語るほど

植物好きな彩さん自身に選んでもらいました。

 

「当店は小さいお子様連れのお客様が多いので、

水の入った花瓶を置くのは少し危険です。

また日常業務の中で花のメンテナンスまではなかなか手が回らず、

これまで積極的に花を置くことはしていませんでした。

でも、保水の必要がなく、掛けて飾るスワッグなら手間も場所も取られず、

また天井や壁に飾るスペースが多い当店には最適ですね。

リースも好きですが、スワッグは植物の自然な姿や動きがより表現されているようで、

ナチュラルなところが好み。

今回お持ちくださった3点はどれも、

ナズナなど野に生えているような植物が入っているところが素敵で、

とても気に入っています」(彩さん)

 

 

「本当は、植物で溢れる店にするのが目標」と話す彩さん。

天井いっぱいに植物を吊り下げて、

お客様に自然の中で食事をしているような気分になれる空間提供したい、と夢を語ります。

スワッグは、そんな思いにも応えられる存在です。

 

 

彩さんが特に気に入った1点。シャビーテイストに仕上げられたはめ殺しの窓枠と色の印象がマッチ。「カスミソウやソラフラワーのバラに、茶とグリーンの材料を合わせ、あえて色を抑えて制作。タッセルで大人っぽさを出しました」(石坂さん)。お母さんと子どもがくつろぐ光景にも似合う。

アメジストセージの紫とベニバナのピンクをポイントに、素朴さの中にかわいらしさを入れたスワッグ。「彩さんのイメージで制作しました」と石坂さん。「ぴょんと飛び出したナズナの動きがナチュラルでよいですね」(彩さん)。リースと並べて飾ってもバランスがよく色も映える。

彩さんが化粧室の横にと選んだスワッグは、石坂さんが自作したドライのマリーゴールドをメインに、バラの実などの実ものをアクセントとしたもの。「黄色と赤が目を引いて、ちょっとしたスペースが華やぎますね」(彩さん)。

 

うかがったフローリスト

石坂智子 Tomoko Ishizaka

アトリエ:flower&green torico[フラワー&グリーン トリコ]

http://www.torico-flower.com

インスタグラム:https://www.instagram.com/torico87/

 

※石坂さんが不定期でワークショップや作品の委託販売を行っているお店

イタリアごはんとおやつ curari

東京都板橋区赤塚2-9-12 香取ビル1F
http://r.goope.jp/curari

 

text&photo 月刊フローリスト  撮影/小林写函

この記事を書いた人

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