うきうき花レシピ 清楚なユリのクレセントブーケ

清楚なユリのクレセントブーケ

丸い形のブーケも可愛いけれど、
エレガントなユリを使うならすっとスレンダーな形のクレセントブーケがお似合い!
花も長持ちしますし、夏場には特におすすめです。

★近藤先生からのアドバイス

ユリは開花のタイミングを調節するのがなかなか難しいものですよね。
そんな時はユリを2種類用意しておくのも一案です。

私もブーケのレッスンの時には2種類用意しておいたことがあります。
曜日の違うレッスンなどの場合も、水曜日の生徒さんには咲きの早いオリエンタルをメインにして、金曜の生徒さんには咲いてきた鉄砲ユリをメインにして・・・ という感じで調節がきいてよかったですよ。

後からの花嫁さんの視点。葉やアスチルベなどの小花をたっぷり挿します
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【使用アイテム】
・ユリ イエローウィン
・鉄砲ユリ
・アスチルベ白
・アルケミラモリス
・アルストロメリア(葉)バリエガータ
・利休草
・ゲーラックス

・ブーケホルダー(傾き)
・ブーケスタンド

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あらかじめユリを開花させておきましょう!

花粉がお花を汚してしまうので花粉がはじけないうちにピンセットなどで取っておきます。
近「 入荷によってもつぼみの固さが違うのでユリの難しい部分ですね。
レッスンなどであれば違う種類のユリを2種用意しておくと開花の様子をみながら使う品種をきめられるので良いですよ。」

近「ユリはお花が大きいので、使うのはほとんど花首からです。茎は斜めにカットしましょう。」
つぼみが固くてなかなか咲かない場合は花首から切って水つけしておくのも手ですね。

今回は斜めタイプのブーケホルダーを使用します。
まずは中心になる一輪。イエローウィンを挿します。 近「ユリを扱うポイントは、あまり触りすぎないこと! 特に花びも折れやすいですし、根元を持って挿しますのでお花がぽろっと壊れやすいんです。茎も太いので挿しなおしは極力少なくするよう頑張りましょう!」

左ななめ上にもう一輪。
近「ユリはそんなにたくさん入りませんので、色の配置のバランスも気をつけてくださいね。」
今回は色の違うゆりを使うのでグルーピングも意識しました。
大きく開いたイエローウィンを中心に3輪、周辺に鉄砲ユリやつぼみをあしらいます。

近「鉄砲ユリは細長い形で茎も曲がっているので、 どこにお花を出したいかによって挿す位置を考えます。 まずは挿さずに位置や角度を合わせてみてくださいね。」

花がオアシスに付くくらいまで、深く挿します。
お花も重たいので、本番の時は必ず接着剤を使用しましょう!

これがほぼ正面です。 花嫁の右肩から斜め前方向ににアーチを描く感じです。

つぼみを使って先端部分の鋭角的なラインを強調します。

ユリを入れすぎると形を整えるのが難しいですので アスチルベやアルストロの葉で全体のラインをサポートしていきます。

左から。

後ろから。 花嫁の視点です。

右から。

利休草も活用して隙間をカバーしていきます。
近「ユリはお花が大きくて隣り合う部分などに空洞がで きやすいです。ふとした角度からオアシスが見えてしまいますのでお花の間のクッションに利休草をつめておくと良いですよ。」

今回は鉄砲ユリの開花したものが少なめでしたので、 お花の間にうまく利休草をつめて工夫しました。
徳「オアシス隠しにもなりますし、葉っぱをうまく使えばユリ1輪分くらいは少なくて済みますね(笑)」

利休草の穂先、アルストロの穂などもあしらい、 さらにラインを美しく強調します。
近「クレセントブーケを成功させるには三日月型のラインを美しくみせること!とくにココのラインは重要です!」

近「ココにはあまり小花などをはみ出させず スッキリ作るのがポイントです。 利休草で足元をカバーしましょう。」

こんな感じです。きれいな三日月ライン♪

左から。
足元とユリの間にもたっぷりの利休草をつめます。

後ろ。
花嫁さんん視点。 にもアスチルベ、利休草、アルケミラモリスなどを たっぷりつかいます。

ブーケホルダーの足元はゲーラックスでカバー。
近「これはいつもようにね!ゲーラックの表面を外側にして少しずつ重ねながらぐるっと一周挿します。」

向かってやや右

向かってやや左

向かって右

正面。
見る方向によって形を変える エレガントなデザインのクレセントブーケ。 作ってみたくなったでしょ??



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